レゲエが俺を熱くさせた!
そう叫ぶPETER MANは、地元大阪で「なんやこれは!」とダンスホールと初めて出会った衝撃から、20年に渡りレゲエ道を走り続けているジャパニーズ・ダンスホール・ディージェイ。

大阪とジャマイカを往復しながら培って来たスキルは、巧みな言葉遊びによるリリック、言語を超えたグルーヴ、強烈に放たれるヴァイブスとしていかんなく発揮され、熱心なレゲエファン達を常に虜にしてきた。アーティスト活動20年を迎えた2014年より拠点をジャマイカ・キングストンへと移し、レゲエがもつ独創性の更なる追求を目指し、己とジャマイカを対峙させる。

PETER MANがマイク握りを決意したのは1994年。日本におけるダンスホール黎明期から、ジャマイカの空気感を日本に伝えている。2006年には自身のレーベルBLAPPANESEを設立。そして2010年、RYO the SKYWALKERが主宰するBUSH HUNTER MUSICに所属。同年ポニーキャニオンよりリリースしたメジャー1stアルバム「DON’T GIVE UP」が大ヒット。レゲエ専門配信サイトREGGAE ZIONの最優秀新人賞を受賞した。2011年にリリースした2ndアルバム「mi-sing-you」では、強く押し出した自身の世界感が話題となり、日本最大のレゲエ野外フェス「Highest MOUNTAIN」に出演、ストリート雑誌「WOOFIN’」のBEST DEEJAY大賞を受賞など、その名をさらに轟かせた。2012年にはワーナーミュージックジャパンより3rdアルバム「THE LATE SHOW」を発表。全国ツアー、フェス出演など日本中から注目を集める。そして2014年、ジャマイカ最重要レーベルBIGYARDとの完全タッグで4thアルバム「JAM DOWN」を完成させ、スペースシャワーミュージックより発売。

熱せられた魂はさらに彩りを増し、その全てはマイクへと集約されてゆく。豪快奔放なジャマイカ在住の日本人アーティストとして、シーンにレゲエの楽しさを伝え続けているのがPETER MANだ。

文/北野 啓太郎