NHKスペシャル「原発解体〜世界の現場は警告する〜」(3)

【動画】http://t.co/Gjfv30wN

(3)

核廃棄物処理の問題で、最も深刻なのはイギリス/世界で初めての原発を作ったのがイギリスで1956年/エリザベス女王もスピーチで賞賛/それ以来、半世紀余りで45基→その半数の25基はすでに寿命、閉鎖→解体や処理の費用で今後必要となるのは11兆円という莫大な金額→市民の間では問題意識が高まっている

18年前に運転を停止したトロースフィニド発電所/積み上げられた廃棄物入りのドラム缶/場所が無くなって、ついに敷地内にもうひとつの貯蔵施設を建設した/その費用30億円も国民の税金/管理担当者「建設時にはこんな施設が必要になるとは思ってもいなかった」

イギリス中西部、セラフィールドには世界有数の原子力企業が原発だけでなく、再処理工場なども運営していた/しかし廃棄物や事故の処理に費用がかさみ、債務超過に→国が肩代わりして3兆5千億円の税金を投入する事態に

もうひとつ費用がかさむ理由は地域への対策費用/住民の理解に対して非常に厳しい中、3つの州が関心を/担当者はそのうちのひとつ、カンブリア州へ/受け入れの条件として、まつわる利益と、具体的な地域振興策を求める住民/担当者「処分場は地域のためになります」→結果めどはたっていない

そんな中、温暖化対策、Co2を出さないという理由で世界は原発建設の方向へ/国連気候変動サミット 9・22でアピールするオバマ、サルコジ/ヨーロッパではチェルノブイリ事故以来20年ぶりにフィンランドで建設へ/新興国でも建設ラッシュ→中国でも今後3年間で16基の計画/今後、世界でつくられる予定の原発は100基

解体と建設を抱えるイギリス/エネルギー気候変動省 エド・ミリバンド大臣「原子力ルネッサンス。新しい原子力が必要」→政府内から反対/エネルギー諮問委員会 ジョナサン・ポリット委員長「デメリットのほうが大きい」

市民の間でも意見は二分「発展をもたらす vs この土地は本当に建設に向いているのか」/電力会社幹部「雇用ができる、子どもにとってもいい未来」/イギリスでは市民を巻き込んで議論が広がっている

日本でも2基の解体、9基の建設予定、国民の関心は充分に高まっているとは言えない。処分場が無いまま、解体で出る廃棄物が増え始めている。

解体が進む、東海発電所/運転中の7倍の放射性廃棄物が出る見込み/地下に格納施設があるが、数年後には満杯/再び日本原子力発電 松本 松治 副社長「廃棄物の保管場所に逼迫すると解体に着手できない」さすがに笑顔消えた

放射線の影響を受ける廃棄物は6万8千トン/少しでも減らすために一般製品にリサイクルしたい/国の基準では胃のレントゲンで浴びる量の60分の1ならリサイクルできる/基準以下なら地元の企業で加工/4万トン減らすのが目標→しかし放射能に対する抵抗感から、引き受けてくれるのは1社のみ/リサイクルを初めて2年。まだ広がっていない

平成13年の廃止措置安全小委員会の報告書では「解体の前に処分場が不可欠」と指摘

内閣府 原子力委員会 近藤 駿介 委員長「国民の理解を。関係者の努力が足りない」

この問題を引き継ぐのは子供たち/市民による原発を考える授業/賛成反対に別れて小学生がディベート

原発が生まれて半世紀/世界にある539基の原子力発電所は、いずれ解体され、全て廃棄物となる

(おわり。疲れた。)

<追記>
2009年にNHKが「原発解体」という番組を放映した際には、日本原子力技術協会や日本原子力文化振興財団など原子力団体が執拗な抗議活動を展開した。” だって


1件のコメント

  1. ゆか @ 2011.4.20

    未来ある子供達のために勉強、勉強☆知らないこと知ること大切。

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